日本全国には「まじでこの温泉大丈夫ですか?」と入るのに躊躇するような温泉が至るところにあります。
僕も地方から東京、神奈川へやってきたときにびっくりしたのが真っ黒な温泉。関東地方(特に東京湾の沿岸)ではどこにでもある普通の温泉なのですが、初めてこちらに来たときにはそれはそれはびっくりしました。たぶん他県から初めて見る方もびっくりすると思います。
茶色なのから、黒い、それも真っ黒な温泉まで濁り具合もいろいろ
別にやばい成分の変な温泉ってわけじゃなくて関東の沿岸部では、もちろん昔からごく当たり前だそうな。うーん。温泉というか銭湯というか、有名なところは綱島周辺あたりでしょうか。どうも昔は西の有馬温泉に東の綱島温泉と言われている時期もあったようです。綱島温泉がそんなに有名だったとは、、、
この真っ黒温泉以外にも「これ入って大丈夫?」っと思う温泉が全国いくつかあり、今回はその中でも実際に入浴し強烈なインパクトを受けた温泉を3つ紹介します。どれも歴史のある温泉ですので健康には全く問題がないどころか健康増進する温泉ですのでどうぞ安心して入浴してください。
旅子旅男的「成分が謎な温泉ランキング」
3.豊富温泉(石油の匂いがプンプンする温泉)
2.国見温泉(エメラルドグリーンに輝く温泉)
1.別府温泉保養所(ドロドロの泥湯)
豊富温泉(北海道):
あの有名な秀吉とは全然関係ないでしょう(笑)
場所は北海道の最北端と言ってもいいほどの位置に存在します。南から行けばもうちょっとで稚内。
温泉の特徴は、なんというか石油の温泉。。。。
風呂場に入った瞬間の匂いというか臭いが半端ない。まるで冬に部屋に灯油をこぼしたような臭いがする。これまじで大丈夫?
色はちょっと濁った茶色。そして温泉の上部には石油成分が分離して浮かび上がってて、あの虹色というか輝きがあの油そのもの。
北海道に長年旅行に来ているライダー、ドライバー、観光客も結構知らない人がいます。
ほんとに日本でもここに行かなければ味わえない珍しい温泉です。
この温泉に行ってみよう!
豊富温泉ホームページ
https://toyotomi-onsen.com/
場所:
温泉風景:
国見温泉 石塚旅館(岩手県):
岩手県の山奥。ここの温泉に行く目的のためだけにはるか山を登って行かなくてはいけません。
まさにこの国見の温泉に入るためだけに国道を折れてどんぶらこどんぶらことただただ山道を登っていかなくてはいけません。
場所的にポツンと一軒家と言っても不思議ではありませんね。
そこにある温泉はまさにエメラルドグリーンと言う名にふさわしい緑に輝いた温泉。太陽が照りつけるとそれはそれは美しいカラーです。こんな綺麗な温泉入ったことありません。ぜひ訪れてみてください。
この温泉に行ってみよう!
国見温泉 石塚旅館ホームページ
http://www5.famille.ne.jp/~kunimihp/
場所:
Twitter記事:
国見温泉 石塚旅館さん
おそらく『緑の温泉』といえば多くの方がここを挙げるのではないでしょうか😌♨️
見てるだけで最高なのですが、入ってもっと最高に。
色もだけどお湯の匂いも最高。
湯の花も、少なめだったみたいですが、部分的にモコモコ溜まっていて最高。とにかく最高でした(笑) pic.twitter.com/hRcyuENm6d
— あらンドロン (@eramaassa) August 9, 2020
石塚旅館前:
別府温泉保養ランド(大分県):
全国的に有名な温泉街である大分県の別府。「地獄巡り」でも有名ですね。
別府には別府八湯と言って大きく八つのエリアに区切られた温泉街があります。代表的なのは別府温泉(べっぷおんせん)、鉄輪温泉(かんなわおんせん)など。
どれも別府らしい凄まじい温泉ですが、その八つのエリアのいち地域に明礬温泉(みょうばんおんせん)というこれまた他の温泉地区と同じく読むのも書くのも難しい地域があり、今回紹介する別府温泉保養ランドはまさにこの地域を代表する温泉です。
何がスゴイってここ温泉と言っていいのかどろどろの泥沼地帯と言って良いのかわからないぐらいの他の温泉で見ることのできないネズミ色に彩られた温泉色。。。で、中に入るとまさに桃源郷・・・・
混浴じゃないですか! イヤ~ン。
って違う違う(笑)
っていうより泥を顔に体中に塗りたくった泥パックの妖怪人間の多いのなんのって、顔も体も泥パックまみれの人の多いこと多いこと。
ココは人間界か
これこそ別府地獄!
いや、よく見るとドロドロでツルンツルンの若き女性が、、、
ここは別府天国か。。。
この温泉に行ってみよう!
別府温泉保養ランド ホームページ
http://hoyoland.webcrow.jp/onsen.html
場所:
Twitter記事
別府温泉保養ランド(大分)
弘法大師・空海も訪れた由緒ある泥温泉
50年ほど前から療養泉として知られており、泥で白濁した広い混浴露天風呂が名物🛀♨️
最上の泥が必要とする適度な噴気と腐植粘土層と地下水
との三拍子そろう《奇跡の泥》が魅力©︎撮影禁止のため(公社)ツーリズムおおいたより pic.twitter.com/IszHtkva5z
— meguri 【公式】毎日温泉紹介🛁♨️ (@meguri_rest) July 5, 2020
まとめ
日本全国を探してもこんな変わった「色、泉質」の温泉はなかなかありませんね。しかしどの温泉も歴史があり、温泉成分もピカイチの素晴らしい温泉です。是非足を運んで味わってみてください。