こんにちは!自称フェリー乗りの達人、旅子旅男です。
日本全国を離島含めてかなりバイクで旅してますが、バイクでの長距離移動(例えば北海道)、また離島への移動にあたってフェリーは絶対に欠かせないものです。遠方に行く度に毎度お世話になってます。
フェリーってなんか旅の気分を盛り上げてくれるのでいいですよね。大海原に出て甲板の上で太陽と風を浴びる。
これはフェリーに乗ってないと味わえません。
長距離ツーリング、長距離ドライブではぜひ活用したいですね。旅の気分を盛り上げてくれること間違いなしです。
「フェリー」とはクルマやバイクと人を載せられる船です。遅いです。クルマやバイクが無かったらジェット船や高速船の方が移動が早くてオススメです。
記事の目次
旅子旅男のフェリー歴
宿泊を含めた長距離フェリーは北は北海道行きから南は四国、九州行きから沖縄行きまでかなりのフェリーに乗ってます
短距離フェリーもプロフィールの離島巡りの通りで佐渡ヶ島、小豆島、壱岐対馬、五島列島、奄美大島、屋久島、種子島などなどたくさんのフェリーに乗ってます。
昔の長距離フェリーはかなり豪勢で、船内でライブをやったり、ちょっとしたショーをやったりしてましたが、今はコストダウンでどこの会社もやらなくなりました。オーシャン東九フェリーはその中でも特徴的で、フェリーで船内のレストランまで取っ払ってしまいました。
長距離フェリー(一泊)旅のメリット
長距離フェーリは基本、夜に出港して朝方到着。その間、寝れます。体を休めることができます。夜寝ている間に大きく距離をすすめることができるので移動効率が非常に良いです。時間の有効活用。これが一番大きいですね。
あと、安全で確実、余計なトラブルが発生しないのもメリットです。
長距離フェリー(一泊)旅のデメリット
一番は価格かもしれませんね。意外と高いなと感じるかもしれません。これに関してはメリットとの天秤で、僕も若い頃はとにかくバイクで自走して走って距離を稼ぎましたが年を取るに従ってフェリーで2等寝台に切り替わっていきました。
あと、売店がお土産屋を兼ねているのでしょぼくてコンビニ相当を期待してはいけません。食事に関してはレストランは基本高いと思ったほうが良いです。お金をかけたくない場合は予めコンビニなどで食料を調達しておいたほうが良いかもしれませんね。
どの長距離フェリーもたいてい給湯室がありますのでカップラーメン用の熱湯はいつでも準備できます。
風呂も混んでます。空いたときに入りたいなら時間帯を大きくずらさなければなりません。これも結構ストレスになりますね。
2等席の場合、居心地が自分周辺の環境に影響されるのでイビキや子供が気になる場合は比較的静かな2等寝台を選択したほうが良いと思います。
出港当日に注意したほうが良いこと、出港時刻
当日の乗船時間は要確認事項です。大型の長距離フェリーの場合は最低90分前には手乗船手続きを完了している必要があります。
ということは2時間ぐらい前には到着して余裕を持って乗船手続きをした方が良いということです。
インターネットやパンフレットに書かれている運行ダイヤや出港時刻のことで、船が岸壁から離れる時間なので間違ってもバイクやクルマの積み込み時間と思わないでください。
小型のフェリーになるほどこの時間は短くなります。
チェックインの方法もたくさんありまして、ちゃんと乗船名簿に書かなければならない場合もありますし、青森ー函館間の津軽海峡フェリーのように事前に登録しておけば入り口でのバーコードでの読み取り方式なんてのもあります。徳島-和歌山間の南海フェリーはドライブスルー方式です。
等級
とにかく安くってなら2等確定。
1~少人数でできるだけ静かに寝たいや、少しでも良いからプライベートな空間がほしいってなら2等寝台。
3,4人なら個室がオススメですね。僕は基本一人旅なので2等寝台がメインです。
フェリー内の楽しみ方
基本自由です、酒のんでも言いし、寝ても良いし、外の海の景色を見てもいいし、何をしてもいいです。
長距離の場合はもうすぐ寝て、思う存分に寝るってのがおすすめですね。船って微妙な揺れがあって、コレが揺り籠効果になるのか普段は寝られないような長い睡眠時間を取ることができます(笑)。
僕の場合は、タブレットに数本のAmazonプライムビデオの映画、テレビ録画番組、dマガジン(定額読み放題のデジタル雑誌)を入れておいて、気分によって使い分けています。音楽聞きたいときは、普段使用しているスマホから。大きい音を出していると周りに迷惑をかけるのでイヤホンは必須ですね。
でもあんまり画面を見てると頭が痛くなってくるので散歩したり、船内のゲーム、風呂、食事、売店、缶ビール、、、で、やっぱりゴロゴロ寝てますかね(笑)
フェリー出港の動画
こちらが実際にフェリーに乗っているときの船尾から撮影した映像です。
隠岐汽船(くにが)の隠岐の島町(西郷港)からの出港シーンです。晴れてると凄い気持ちいいですよ!
思い出のフェリーと写真
広島県・尾道渡船(福本渡船)と通学
広島県のの尾道と向島を結ぶ渡船です。尾道との渡船が何箇所かありその一箇所です。なんと乗船時間3分であっという間に対岸に到着します。見ての通りで学校へ行くための通勤渡船としても普通に使われています。10分ごとに頻繁に行き来しています。フェリーというと大げさかもしれませんがこれは生活の足として使われている渡船です。料金も数十円とかそんな感じで安いです。
大阪府・名門太陽フェリーのテープカット
なんかよくわからなくて見てましたけど盛り上がってました。感動しましたね。フェリーに乗ってるとたまーにこんな光景を目にします。
鹿児島県・桜島フェリーの白バイ集団
何かの応援でしょうか。白バイ軍団に遭遇しました。こんな風に地域によっては普通に白バイまでもが使ってるんですね。
青森県と北海道を往復する青函連絡船と津軽海峡フェリーの違い
青函連絡船がなくなったのに津軽海峡フェリーが残っているのはなぜでしょう?
実は青函連絡船はJR(旧国鉄)の路線の一部なんですね。
港の場所と駅の場所を見てもらうとわかるのですが青森駅と青森港、函館駅と函館港って凄く近いところにあって繋がってるんですね。
青森港にある青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸(青函連絡船の博物館)に行くとわかるのですが、フェリーの中になんと鉄道が入ってます。なので鉄道の駅間をつなぐのにフェリーが使われているわけです。
なので青函トンネルができると鉄道はトンネル側を通れば良いわけで青函連絡船が必要なくなり廃止されたということです。
要は青函連絡船と津軽海峡フェリーは役割がぜんぜん違うわけです。
津軽海峡フェリーはそういうしがらみが無いので今でも元気に運行しているということです。
まとめ
フェリー旅のメリット、デメリットや楽しみ方など伝わりましたでしょうか。フェリーはホントに時間を有効活用できますし、長旅には欠かせない移動手段です。フェリー使うと「旅してる!」って感じもしますよね。是非ご活用ください。